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浪江混声合唱団の紹介

福島県の浪江町は、現在避難指定区域に指定されている為、所属する団員は、

県内、あるいは県外へと、避難生活を強いられ、合唱練習はほぼ1ケ月に1度

の割合で福島市に集合、いろんなイベントなどに参加、活動している団体です。

  

 

  r   臨時ニュース」です。

 

「 土の歌 」全曲コンサートについて

 被災地において行うすごいコンサートです !!

  期日 2018年9月16日(日)

  時間 午後2時開演

  ところ 福島県双葉郡浪江町 浪江町地域スポーツセンター

  内容 「土の歌」全曲を、120名の合唱団が歌う

      いわき市のいわき交響楽団が伴奏する。

  指揮 作曲者 佐藤 眞 が指揮をします

     プログラム

      第1部 メドレー MJCアンサンブル

      第2部 「決をとります」福島しあわせを運べるよう合唱団

      第3部 「土の歌」福島で歌おう「土の歌」合唱団

   ここ10数年「土の歌」の第7楽章「大地讃頌」は、合唱曲の中で、こんなに        

   多くの合唱団で歌われ、そしてコンクールでも歌われ、多くの人に愛される曲

    は他にあまり無いでしょう。この詩を作詞した大木惇夫は、終戦前後の1年と

    半年ほどを福島県の浪江町の大堀という地区に病気療養のため住み、働く農民

    の姿や、自然の恵みに感動しこの歌を作ったのです。広島出身の大木はここで

    広島原爆投下を知り、人間の科学の愚かさをこの歌にこめると同時に、人間に

    すばらしい恵みを与える大地を讃頌する大切さを、この歌にこめているものと

    思います。この歌が誕生した、浪江町で大木惇夫の「土の歌」を歌う、しかも

    作曲された佐藤 眞 自らが指揮棒をふり、オーケストラと120名をこえる

    大合唱団が歌うという前代未聞のコンサートなのです。これを聴くのはあなた

    です。あなたが歴史の証人となるのです。ぜひおいで下さい。

                  なお、合唱団は、浪江混声合唱団の他、いわき市、南相馬市、仙台市、東京都

    区内などの合唱団や有志の方々が自己負担で集まり協力していただきます。

    現在の浪江町は1部避難解除され、極く少数の町民が帰還している状態です。

 浪江混声合唱団の誕生のいきさつ

昭和59年【1984年)11月29日に浪江駅前の

朝田ビルに29名の合唱の好きな有志が集合、浪江混声合唱団が発足しました。

 指導者は国立音楽大出身の添田みつえ先生、ピアノ伴奏は吉見あけみさん、

団長は清宮輝夫氏で、活動が開始しました。毎年の定期演奏会を開催するとい

う目標をかかげ練習、団員は43名集まりました。

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